「雪国」「千羽鶴」共に1回目の習作の中から選びました。
●「雪国」
「雪国」は、2回目の習作4とどちらにするか迷いました。2回目の習作の方がいいとは思いましたが、面白さがないので1回目の習作をメイン作品として提出しました。
●「千羽鶴」
「千羽鶴」は、「日本酒のラベルにも合います。酒がうまそうです」という評価が凄く引っ掛かりましたが、三重丸をいただいた字をメインで提出しました。サブも1回目に二重丸をいただいた習作の中から選びました。
評価
●「雪国」:メインは素朴で愛らしい字に仕上がっている。サブの左側は格調があって川端文学にあっているという評価をいただきました。
●「千羽鶴」:メインは、小説のタイトルというよりも日本酒のロゴにふさわしい。サブの右側の作品も同じ評価でした。
タイトルとロゴの違いについて先生は、「この差を言葉にするのは難しいのですが、詩情を感じるとか、書き手(書家)の意思が伝わるとか、そういうことかもしれません」、また「上手にできすぎてロゴに見えてしまうという、この辺りのさじ加減はなかなか難し」ともおっしゃっておられます。