今回の課題は、榊莫山※が新聞の読み物用題字として書いた「湖の冬」です。
課題内容は、新聞の題字「湖の冬」を筆文字と筆以外の筆記具を使って書きなさいというものでした。莫山風ではなく、あくまでも自分自身の書で。
莫山の書を見せられているものですからどうしても似てくるので苦労しました。
※榊莫山(1926~2010)
「バクザン先生」の愛称で知られる。前衛的な書画と、作品のイメージ通りの飄々とした印象で、宝酒造の「よかいち」のテレビCMをきっかけにバラエティ番組などにも多数出演。エッセイなども多数著し、関連書籍も含めると100冊を超える。また、商品のロゴなども多数手掛けている。
1回目の習作として6点提出。
習作1と2の「湖」は莫山の字にひっぱられているが良い。習作5「湖の」と習作6「冬」を組み合わせるといいものになるのではと。習作1と3の「冬」はわかりずらいのでNGなど、細かく添削をいただき、それをもとに作品を修正していきました。