たらし込みと言えば琳派。ちょうど原田マハのアート小説「風神雷神」を読んでいた。
今回は、たらし込みの技法を使うことだけが必須項目で、文字については決まりなく好きな言葉で書いていいということでした。即座に「風神雷神」と決めた。
まずは、風神。半紙に書いてみた。墨と紙がよく馴染むのはいいのだが、たらし込みの表現はほとんど出ない。
次に、先生ご指導ものとコピー用紙に書いてみた。墨が紙に馴染まない、紙の上に墨が載っている感じです。でもこれが良く、乾かないうちに墨を載せる。何とかたらし込みの様な表現ができました。墨が乾きすげると上手く滲んでくれない。これは少しずつ慣れるしかないだろう。
半紙ですが、一応文字が書けたのでコピー機でスキャンし、取り込んだ文字をフォトショップで加工。これも初めての作業でなかなか思う色にすることができない。
でも、こんな機能があったのか。勉強になりました(笑)
コピー紙にまた違う風神を書く。動きがあって面白い字が書けた。
とはいえ、まだまだこれだという文字は書けない!?
でも、たらし込みによって文字に表情ができ、なかなか面白い。これは使えるが、和紙はNGだ!
ひとまず風神が終わったので、次は雷神。こちらも和紙に書いたので、たらし込みによる効果は得られなかった。工程は風神と同じ。文字としてはなかなか楽しい(笑)
「風神雷神」の最後は、はがきサイズに「風神」と「雷神」を別々に書いていたものを、同じ紙面に「風神雷神」を書きました。
少しおとなしく、弱弱しい感じです(苦笑)要検討ですね。
二十四節気の便りをテーマに直近の「清明」「穀雨」で作成しました。
たらし込みの技法も少しづつですが解ってきた。細い線でもたらし込みで表情を持たすことができ、弱弱しさはない。
墨はの文字はオリジナルで、カラーの方はフォトショップで加工したものです。
余談だが、時間があったら二十四節気を水彩絵の具を使ってたらし込みで書いてみたいと思います。紙は画用紙?ですかね。